こんにちは、ユウトです。
ドットインストールにて、ローカル開発環境の構築 [Windows編]の#07 仮想マシンにログインしてみようを実践していたところ、仮想マシンに接続できないというトラブルに見舞われたので、対処法を備忘録として残しておきます。
使用PC:lenovo windows10 64bit
先に結論から言うと、以下の2つが原因でした。
- 仮想化支援機構(VT-x/AMD-V)が有効でなかった
- NTTのセキュリティ対策ツールがBIOS の設定を無効にしていた
上記2点を解決したところ、無事仮想マシンにログインできました。
今回はこれら2つの問題を含めて、仮想マシンにログインするまでの過程をまとめておきます。
まず、#07 仮想マシンにログインしてみようの動画の通り、puttyにて仮想マシンに接続しようとしたところ、Network errorのダイアログが表示されました。
そこで、この動画の補足情報を参考にして、以下の6つに原因があると考えました。
- 接続しようとしている IP アドレスは正しいですか?
- 仮想マシンは起動していますか?
- 仮想マシンの IP アドレスは有効になっていますか?
- 複数の仮想マシンが起動していませんか?
- 仮想化支援機能が使用できない
- セキュリティソフトが通信を遮断していませんか?
そして、1~4の項目を確認したのですが、いずれも問題なかったです。
そのため、次は5の仮想化支援機能が使用できない状態にあることを疑い、VBox.logを調べると、ビンゴ!

動画の補足情報にも以下のように記載されていますね。
なお、以下の VBox.log の中に「VT-x is disabled in the BIOS for all CPU modes」もしくは「AMD-V is disabled in the BIOS」というメッセージが存在していたら、これに該当します。
これで、仮想マシンに接続できないのは、VT-x/AMD-Vが無効だからだと分かったので、有効化していきます。
なお、有効化のやり方については、以下の2つのページを参考にしました。
http://tanweb.net/2017/12/22/17401/
https://futurismo.biz/archives/1647
簡単にやり方を説明しておくと、最初のページの通りにPCを再起動すると、BIOSの設定画面が開くので、Intel virtual technologyをenabledに変更すればOKです。

ただ、上記設定後に、再度puttyにて接続トライを行ったのですが、まだNetwork errorが出てしまいます。
そのため、6つ目のセキュリティソフトが通信を遮断していませんか?という項目に原因があると考えました。
自分の場合は、NTTのセキュリティ対策ツールを使っているので、以下のように例外設定にて、vagrantやputty、virtualboxをスキャンの監視対象から除外。

これで再度puttyから仮想マシンにアクセスすると、ようやくログインに成功しました!
ログイン時にパスワードは表示されないので、打ち間違いのないようご注意ください。

最後に、自分はPCやセキュリティ、ネットワークのリテラシーが低いので、今回のように環境構築で躓くことが多いですね。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。