こんにちは、ユウトです。
今回は、ライバルチェック2ということで、ライバルサイトとSEOを比較する方法について詳しく説明していきます。
ライバルチェック1では、ライバルの定義とライバルの数を確認する方法についてお話しました。
上位表示させたい複合キーワードの検索結果において、ライバルが不在(ライバル数がゼロ)であったり、ライバル数が少ない方が上位表示させやすいのです。
では、検索結果にライバルが多かったり、ライバルで埋め尽くされている場合は、上位表示できないのでしょうか?
実は、そのような場合でも、自分のブログのSEO※がライバルたちよりも強ければ、彼らを押しのけて上位表示できる可能性があります。
※SEOが強い、弱いというのは、ブログが上位表示されやすい、されにくいということを表しており、SEOが強いブログは、検索結果で上位表示されやすく、反対にSEOが弱いブログは上位表示されにくいです。
そこで、今回は自分のブログとライバルサイトとのSEOを比較する方法について、説明していきます。
目次
ライバルチェックの流れ
ライバルサイトとSEOを比較する方法を説明する前に、まずはライバルチェックの一連の流れについて把握しておきましょう。
1:ライバルの有無をチェック(ライバルチェック1で説明済み)
2:ライバルの種類をチェック
3:各サイトを個別にチェック
4:どの順位に入れるのかを予測
5:記事作成の最終判断
ライバルチェックを行う際は、上記の項目を1つずつ順番に調べていき、そのキーワードで記事を作成するのか最終判断を下します。
では、1~5の各ステップについて簡単に概要を説明していきます。
1:ライバルの有無をチェック(ライバルチェック1で説明済み)
まず、ライバルチェックの最初のステップは、ライバルを把握することです。ライバル不在(ライバル数ゼロ)であれば、この時点ですぐにタイトル作成や記事作成に取り掛かっても良いです。
2:ライバルの種類をチェック
こちらは、次の章で詳細に説明しますが、検索結果に表示されているライバルサイトのURLやサイトタイトルをチェックした段階で、ライバルサイトの種類が分かります。
例えば、「SMAP署名」で検索すると、以下のようにSEOの強力なニュース系サイトであるヤフーニュースのページがランクしていることがわかります。
さらに、これらのページのタイトルを見ると、「SMAP署名」という複合キーワードをすべて記事タイトルに含んでいるので、強力なライバルサイトであると判断できます。
ここで、ライバルサイトがNAVERまとめ、週刊誌系サイト、2ch系サイト、まとめサイト、ニュース系サイト、その他大手サイトである場合、SEOが強力であり、個人のワードプレスブログでは太刀打ちできない場合が多いです。
http://friday.kodansha.ne.jp/archives/60583/
http://2ch-matomenews.com/34131/
http://www.akb48matomemory.com/archives/1049730328.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160115-00000111-spnannex-ent
上位表示されているライバルサイトの多くが、上記で紹介した強力なSEOを有したサイトであるならば、そのキーワードで記事を書いても、自分のブログが上位表示できる可能性は限りなく低いと言えます。
3:各サイトを個別にチェック
さて、ステップ2のライバルサイトの種類チェックにおいて、検索結果にライバルとなるワードプレスブログが複数ランクしているならば、各ワードプレスブログを個別にチェックし、自分のブログのSEOで勝てるのかを判断していきます。
こちらも、後の章で詳細に解説します。
4:どの順位に入れるのかを予測
さて、ステップ1~3までのチェックを参考にして、自分のブログがどの検索順位にランクできそうなのか判断します。
例えば、自分のブログのSEOよりも、強いSEOを持つライバルサイトが検索順位の8位にランクしているのであれば、基本的に記事を書いても9位以降にしか入れないと判断できます。
もちろん、記事の内容や他の要因により、SEOの強いライバルサイトを順位で上回ることもありますが、記事を投稿してから1、2時間程度で、すぐに勝てる可能性は低いのです。
5:記事作成の最終判断
ステップ1~4までの調査により、上位トップ10に入れない可能性が高いのであれば、そのキーワードで記事を書くのは諦めてください。
5位以内に入れるのが理想ですが、最初はトップ10に入れるのであれば、積極的に狙ってOKです。
ここでは、ライバルチェックには5段階のステップがあることを理解しておきましょう。
ライバルの種類をチェックする方法
さて、前の章で説明したように、ライバルチェックにおいては、ライバルの有無を確認した後、ライバルの種類を調べることとなります。
上位表示を狙う複合キーワードの検索結果を見たときに、ライバルが存在する場合は、まずライバルサイトの種類をチェックしましょう。
ライバルの中には、個人のワードプレスブログが勝負しても勝てない可能性の高いサイトもあるので、ライバルサイトの種類を確認することで、負け戦を避けることができます。
以下のサイトはSEOが非常に強いため、ワードプレスブログで勝負しても、検索順位で上回れない可能性が高いです。
<NAVERまとめ>
NAVERまとめも上位表示の常連組と言えます。狙うキーワードをすべて記事タイトルに含んでいるなら、SEOの強いライバルとなります。
<週刊誌系サイト>
フライデーデジタル:http://friday.kodansha.ne.jp/archives/60583/
NEWSポストセブン:http://www.news-postseven.com/
日刊サイゾー:http://www.cyzo.com/
これらのサイトの記事は、芸能関連のネタでキーワード選定しているときに、よく見かけます。SEOが強力なサイトなので、個人のワードプレスで勝つのは難しいと考えられます。
<2chサイト>
http://2ch-matomenews.com/34131/
2ch系サイトも、とにかくSEOが強いです。
<まとめサイト>
http://www.akb48matomemory.com/archives/1049730328.html
トレンドアフィリエイト歴が長いのであれば、上記のようなまとめサイトはよく目にしているはずです。このようなまとめサイトは、大量のアクセスを集めており、SEOも強力なので、検索順位で勝てる可能性は低いでしょう。
<ニュース系のサイト>
ヤフーニュースhttp://news.yahoo.co.jp/
ライブドアニュースhttp://news.livedoor.com/
産経ニュースhttp://www.sankei.com/
etc
上記のようなニュースサイトの記事がライバルである場合は、そのページの検索順位を上回るのは難しいでしょう。
基本的に上記で紹介したサイトがライバルであった場合は、SEOで勝てない、つまり検索順位で上回れないと考えておいてください。
NAVERまとめ、週刊誌系サイト、2ch系サイト、まとめサイト、ニュース系サイト、その他大手サイトが検索結果に多くランクしており、狙っている複合キーワードをすべて記事タイトルに含んでいるならば、その複合キーワードで上位表示を狙うのは避けた方が無難といえます。
反対に、無料ブログが検索上位に多くランクしている場合は、狙い目です。
例えば、以下のようにソネットブログが検索結果に多くランクしているなら、上位表示できる可能性が高いと判断します。
ワードプレスブログを運営しているのであれば、無料ブログにはSEOで勝てると考えて、積極的に勝負を挑んでいきましょう。
【無料ブログの例】
・ソネットブログ
ドメイン:blog.so-net.ne.jp
・シーサーブログ
ドメイン:seesaa.net
・FC2ブログ
ドメイン:blog.fc2.com
・ライブドアブログ
ドメイン:blog.livedoor.jp
・gooブログ
ドメイン:blog.goo.ne.jp
これらの無料ブログが多く上位表示されていた場合、ワードプレスブログを運営しているならば、SEOで勝てるという判断をします。
ただし、先に説明したように、2ch系サイトやまとめ系サイトは、無料ブログでもSEOが強力なので、勝負してはいけません。
例えば、以下のライブドアブログは、2ch系サイトなので、SEOは非常に強いと考えられます。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/
他にも、こちらのライブドアブログは、まとめ系サイトなのでSEOは強力です。
http://blog.livedoor.jp/dourakukousuke/
検索結果に無料ブログがランクされている場合は、それらが2ch系やまとめ系サイトかチェックしてください。
狙っている複合キーワードをすべて記事タイトルに含んでいるのであれば、2ch系やまとめ系サイトは強力なライバルとなります。
各サイトを個別にチェックする方法
さて、ここからは、各ライバルサイトを個別にチェックする方法について解説します。
2章のライバルチェックの流れで説明したように、ライバルサイトの種類を確認したら、次は各ライバルブログのSEOを1つずつ個別にチェックしていきます。
個別チェックする際には、以下の順番に行ってください。
1:最大PV数の記事を比較
2:インデックス数を比較
3:運営歴を比較
では、順番に説明していきます。
1:最大PV数の記事を比較
さて、ワードプレスブログのSEOを簡単に知る方法としては、そのブログの中で、最もアクセスを集めている記事のPV数を比較するというやり方が有効です。
例えば、トレンドブログの中には、サイドバーに人気記事ランキングを設置しているブログもあり、歴代の人気記事のPV数を把握できます。
http://osieteroom.com/gesunokiwami-kawatani-busaiku-224
ライバルブログと自分のブログで、記事の最大PV数を比較し、相手の方が圧倒的に多いならば、相手のブログのSEOの方が強いと判断します。
例えば、上記のブログでは、最も多くアクセスを集めた記事のPV数は、14万を超えており、トレンドブログとしては、比較的SEOが強い部類に入ります。
ちなみに、以下のように、1日の人気記事ランキングしか表示されていない場合も、やり方は同じであり、自分のブログの1日のアクセス数が最も多い記事で比較しましょう。
https://www.morningwoodrocks.com/news-topic/mary-kitagawa/
例えば、上記のブログであれば、24時間の人気記事の上位5つのPVを加算すると、1万PVを超えています。
4135+2577+1581+1446+813=10552 PV
仮に、自分のブログの1日の平均PV数が、1万より明らかに少ないならば、相手のブログのSEOの方が上だと判断します。
相手のブログにPV数が表示されている場合は、PV数からSEOの強弱を大方予測できます。
ただし、ライバルチェックに慣れていない初期の頃は、PV数だけでなく、以下に説明するインデックス数や運営歴もチェックしてください。
2:インデックス数を比較
さて、最近のトレンドブログには、人気記事ランキングを設置していないブログも多くなりました。
その場合は、相手のブログのインデックス数を調べます。インデックス数を調べるには、SEOチェキが便利です。
例えば、以下のブログのインデックス数をSEOチェキで調べてみましょう。
https://www.morningwoodrocks.com/
すると、インデックス数は394であることがわかりました。自分のブログのインデックス数が394よりも明らかに少ないならば、相手のブログのSEOの方が強い可能性が高いと判断します。
ブログに人気記事ランキング(PV数表示)が設置されていない場合は、インデックス数とこれから説明する運営歴を参考にしてSEOを判断します。
3:運営歴を比較
さて、SEOを判断する3つ目の項目は、ブログの運営歴です。
一般的に、ドメインは古い物の方が評価は高く、SEOが強いので、運営歴の長いブログはSEOで有利と言えます。
例えば、先ほど紹介した以下のサイトの運営歴をSEOチェキで調べてみましょう。
https://www.morningwoodrocks.com/
すると、ドメイン取得年月日が2011年12月31日であり、運営歴は4年以上であることがわかります。
例えば、あなたのブログが運営歴1年程度であるならば、相手のブログにSEOで負けている可能性があると判断できます。
さて、この章をまとめると、各ライバルサイトの個別チェックでは、以下の順番に沿って行ない、各項目からSEOの強さを判定していきます。
1:最大PV数の記事を比較
2:インデックス数を比較
3:運営歴を比較
これら3つのうち、特に重要なのが、最大PV数の記事であり、ここで相手のサイトにPV数で明らかに負けているなら、検索結果でそのサイトを上回るのは困難と言えます。
今回は、SEOの強さを判定するものさしとして、PV数、インデックス数、運営歴の3つのみを紹介しました。
しかし、実際には、記事の質、被リンク数、訪問者の滞在時間など、他にもブログのSEOに影響を与える要素はたくさんあります。
ただ、ライバルチェックに慣れていないうちは、それらの項目をすべて確認していこうとすると膨大な時間がかかってしまいます。
そのため、まずは本記事で紹介した3つの要素、PV数、インデックス数、運営歴からライバルサイトとのSEO比較ができるようになることが大切です。
記事作成の最終判断
ここまでの説明に従ってライバルチェックを行うことで、上位表示を狙う複合キーワードにおいて、検索結果の上位トップ10のサイトのSEOと自分のサイトのSEOを比較し、上位表示の可能性を判定することができます。
上位トップ5に入れるのであれば、積極的に勝負してください。最初のうちは、10位以内にランクさせることができればOKです。
もちろん、10位以内に入れる可能性が低いのであれば、その複合キーワードで記事を書いてはいけません。
この場合は、別のキーワードを探してください。
さて、ライバルチェック第二弾では、ライバルサイトの種類から上位表示の可能性を判断したり、SEOを個別でチェックする方法について解説しました。
第三弾では、実際に具体例を挙げて、ライバルチェックを行っていきます。
今回の資料を読んで、ライバルチェックの流れとSEOの比較方法について理解を深めておいてください。
最後に
ライバルチェックについては、本記事で紹介した方法を実践することで、上位表示の確率を格段に高めることができます。
ただし、ライバル不在のはずなのに、上位表示が困難なジャンルもあるので、それについてはメール講座にて説明します。
なお、私のメール講座には、以下のバナーより登録できます。